お見合いで結婚観が固まりました。 愛媛県に住む、31歳OLです。今から3ヵ月前、初めてのお見合いをしました。
地元の会社に就職して、前彼と長くお付き合いをしていたものの浮気をされてそのまま破局に。
そんな私を見かねてか、母が私を早く結婚させたくて知り合いに頼んで見つけてきた人でした。
私がお見合い?
私の中では「お見合い」というものは自分の人生ではまったく関係しないものであるという認識でしたのでビックリしましたが、母の話を聞いているうちに彼との破局のタイミングもありましたし、年齢も自覚しておりましたのでチャレンジの意思を固めたという流れです。
はじめてのお見合いで何もわからない私は、まるで会社の面接のような気分で座っていました。
都会のお見合いというものとまったく違うのかも知れませんが、私の住んでいるところは愛媛県の中でも大変田舎のほうであり、昔流?仲人さんの家でお茶をいただき簡単に自己紹介をしました。
といっても仲人さんとうちの母が二人で話しているだけでした。
お見合いという名の紹介後に、即放置されてしまった
「あとは二人でドライブでもしてきたら?」と外に出されました。お見合いの進行はそれだけで、30分もかかりません。あっさりしたものでした。
相手は40代前半の公務員で、ごくごく普通の人でした。真面目そうでも悪そうでもなく、本当にいい意味で普通の人でした。ただとにかく車が好きな人で、改造された雰囲気の乗用車(この年齢でこの車?)は、とても乗り心地がよくありませんでした。
靴に泥がついていたらはらうようにも言われ、びっくりしたとともにカチンときてしまったことをよく覚えています。私から見てその人は、若い女子(一応10歳程度年齢が違いますので・・・)とお見合いができることを楽しみにしていたようでした。
でも私があまりにも固まっていたので、不満だったようです。早々に家に送られ、その日はお開きになりました。 公務員で安定していて、実家の場所も近いので、母は乗り気のようでしたが、私は微妙でした。
何より緊張して口のきけない私を、つまらなそうな目で見ていたその人が、とても優しそうには見えませんでした。
田舎のお見合いを体験した感想
このお見合いの良かった点は、地元でできたことです。都会に出なければ出会いはないと思っていましたが、田舎でも案外あるなと思いました。
悪かった点は、お互いが求めている相手ではなかったことです。 相手の方は若くて可愛い女性が良かったようですし、私は年上ならもっと優しそうな人がよかったです。
車にあまりにもつぎ込んでいるようで、生活への不安も感じました。趣味を持つことはいいことですが、あまりにお金がかかる趣味は不安になってしまいます。
一度のお見合いで結婚感が変化
お見合いをしてみて、自分の結婚観が固まっていきました。 それまでは結婚に関してなにもイメージがなく、漠然としていたので、進歩だと思います。
この人と結婚したらどんな生活になるのか?どんな雰囲気になるのか?を、しっかりイメージすることが大切だとわかりました。
「お見合い」という言葉やイメージが頭の中で妙に否定しがちになっていましたが、経験することにより前向きになれた自分がいます。
そしてぼんやりとしか考えれなかった結婚というものを、明確な目標にできたことも自分の中では進歩できたと思っています。
結局その人とはそれっきりですが、お会いできてよかったと感謝しています。人生の大切な勉強ができました。