東京都足立区在住の現在35歳の主婦です。 職業は家で少し仕事をしている程度で、専業主婦のようなものです。 結婚相談所でお見合いをおこなった最初は29の時でした。
もくじ
気がつけばアラサーで婚活開始
結婚願望の絶頂期は23歳の頃にありましたが、その願望も次第に薄れていき、まさにアラサーという言葉が頭によぎってきたと思えば、三十路にリーチがかかった事を意識せざる負えなくなったということです。
最初は、お見合いパーティーや婚活サイトなどを試して活動してみましたが、結婚への本気度に温度差があると感じ、結婚相談所へという流れです。
まさに「婚活」という言葉をダイレクトに感じながら、婚活の本など読んで色々考えたすえ、出した答えです。 どの本にも婚活は若ければ若いほど良いというのが必ず書かれてますので早めに動きました。
アラサーのいきつくところは結婚相談所でした!
一番最初は、私が勤めていた企業が主催していたもので入会金などなく、福利厚生の一つであったと思います。勿論自分の会社だけでなく色々な企業の方が登録していました。
そこには都心のあるビルに出向いて自分の写真と自己PRを書いて、自分のファイルを見て気に入ってくれた人やまた自分が男性のファイルを見て気に入った人を指名します。
しかし安価で活動はできるのですが、こちらも結婚相談所という名ばかりの恋愛の出会い提供という感じであり、登録者数も少なくすぐにやめました。
善は急げということで、気持ちが冷めぬうちにその道専門のプロで登録者数の多い民間の結婚相談所にかけてみました。 費用はかかりますが、大手の結婚相談所は自分の想像を超えた仕組となっており、驚きました。
最初は、よくわからぬままオロオロと活動しておりましたが、慣れていくうちに効率の良さが把握できた頃に、自分を気に入ってくれた人と会うことになりました。
新宿の有名ホテルのロビーでの待ち合わせに凄く緊張しましたが、相手の方は8歳くらい年上の方だったと思います。手慣れた感じで声をかけて頂き、緊張がほぐれたのを思い出します。
アラサー女の結婚相談所でのはじめてのお見合い相手は高スペック!
最初に会った印象ではそれほど老け込んでもなく普通のサラリーマンという感じでした。 そのまま、その方が予約しておいてくれたホテル内の喫茶店で話すことになります。スムーズな流れにこの時点で好印象でした。
結構話も合った気がします。いつのまにか1時間半くらい経過しており、彼のほうから「今日は、これからどうされるのですか?」と言われたので、お見合いが初めての私はなんと答えて良いのかわからず、「特に予定は・・・」と本音を口にしました。
すると「行きたいところはありませんか?」と聞かれたので、今考えると身元がわかっているとはいえ無防備ですが、気軽な感じで行きたかった美術館と答えました。 喫茶店で話したあと美術館に行くことになりました。
その日は普通は話したら引き上げるのが普通なのかもしれまんが、お見合いは初めてでしたのであまり何も考えてなかったのです。実際にその美術館には一人でも行こうと思っていたのです。
高スペック男子との温度差
相手の方は車で来ているというので車で美術館に行くことになりました。
私は車には疎いのですが、なにやらとても高級そうな車なので何の車種なのか聞いたら「ベンツ」と答えました。オープン式になっているベンツに乗ったのは初めての経験でした。
ハンドルを握る彼の左手首に高級そうな時計もしていたのでよく文字盤を見たらロレックスでした。彼の年収は事前にデータで把握しておりましたが、高級品の所持に対し浪費の不安が頭をよぎったのは事実です。
はじめてのお見合い相手は価値観合わず!
美術館巡りは私の当時の趣味であり、その日は浮世絵展に行きました。ちょっとした知識もあったので、相手の方に好印象を抱いて貰ったようです。 帰宅してから母親にその人はベンツに乗っていてロレックスしていたという話をしたら、「あなたとは価値観が合わないのではないか?」と言われました。
案の定それは当たっていました。楽しい話も沢山あったと思いますが、今でも覚えているのはその方より私の会社のほうが規模も小さかったし、学歴も低かったので遠まわしに馬鹿にされたこともありました。
話の端々で選民意識が高いというか自分は偉いのだという感じが鼻についてきて、私は対抗するような反応ばかりしてしまいました。
結局何度か会ううちに、その人は「自分は子孫を残さなければならない」使命があるので見合いをしたというような事を言っていました。子供を持つことは嬉しいのですが相手の道具にされているようで気分は良くなかったです。
また相手も最初の私への好印象とは逆のほうへ進んで行って当然ながら破談になりました。
アラサー女の結婚相談所でのお見合いの結果と感想
最初からうまくいくなどという都合の良い話はありませんので、お見合いを継続してこなしていくうちに、5人目のお見合いで出会ったのが現在の旦那です。
この5人目というのが、早い方なのか遅い方なのかは私にはわかりませんが、アドバイザーさん曰く早い方だそうです。5人目の旦那と初めてお見合いした時点で30代には突入していました。
今思うと、5人目の今の旦那に会わず、6人、7人、8人目などと続いていたら、疲れて諦めていたかもしれません。 しかし、結婚した私が言うと結果論になってしまいますが、結婚相談所で諦めずに活動していれば、そのうち自分に合ったお相手は見つかると思います。
また、結婚に真剣に取り組もうとしている方が入会しているだけあって「この人!」とお互いが思えれば、そこから先は非常に早いです。