理想が高い男性にもその理想の高さに高低差はあります。
そもそも 理想が高い男の思考はどのようにして形成されるのか? そのあたりから理解すれば女性もおのずと理想の高い男の思考が理解でき、対策が把握できるでしょう。
もくじ
Case1.恵まれた容姿により生じた理想の高さ
DNAからくる生まれ持って恵まれた容姿によって、周囲の対応から理想が高くなった男性。
容姿は顔・スタイルとなりますが、成人になるまでは顔(マスク)中心に、成人を超えると顔とスタイルのバランスで容姿は判断されます。公平さに欠けると思いますが、生まれ持って女性にウケのよいルックスのかたが何割かいるのは事実です。
第一印象がよい。もちろん恵まれた容姿というだけで女性からモテます。中身やスペックがからっきしであればモテ度も多少は変化しますが、第一印象において最初は何の努力もなく女性からチヤホヤされることは間違いありません。
チヤホヤされた経験により「自分のルックスはよい」ということを認知してからは、その体験の 頻度が多いほど図に乗る脳のメカニズムが高いプライドを形成 し、 女性を容姿でしか判断しないナルシストの誕生 です。
女性に対しての理想が相当な面食いとなり、ファッションセンスの要望まで加わり、納得のいく女性が現れるまで次から次へと妥協を許しません。
もし美化していうならば、恵まれた容姿を子孫に引き継ぐための人間の本能であると言えば聞こえは良いですが、女性を見た目だけで判断しがちになっていく心理傾向は強いです。
一方で、成人以降もイケメンであればよいのですが、一番手に負えないのが幼少期に容姿だけでモテた経験を成人になっても脳裏に鮮明に覚えている人です。成人以降ルックスは普通であっても相手に求める容姿へのプライドだけは高いままの勘違い男となり、ある意味それはそれで可哀そうなタイプ。
たとえ容姿に恵まれていても、中身が伴わぬ薄っぺらいプライドほどタチが悪く、理想だけ高く自身で努力することもなければ人としての成長も望めません。そのようなイケメンをCase1の代表例として記します。
補足イケメンで中身( 性格 やスペック)の良さまでともなえば、更に大変重厚なプライドとなり高い理想を求めるのか?といえば、そうではありません。中身に性格と記してますとうり、 性格のよいかたはルックスのみで人を判断しない と説きます。Case1の特徴
女性を容姿のみで判断。
日常での友人などとの集まりや職場など、どのようなシーンであれ初めて会った女性の容姿を見た一瞬で「アリ」か「ナシ」を判断し、その女性の 外見以外の良い面を探すことなど皆無 であり、話をするだけでもムダな時間であると考えます。
顕著に表れるのが出会いを求めてのパーティー、合コン、恋活、婚活。
たとえばマッチングアプリや婚活のお見合いなど、写真で「イケてるかも?」と思っても、実際に出向いて会った瞬間に「ナシ」であれば、その時点からどのようにしていかに早く帰るかという心理しか頭にありません。
このような容姿に徹した理想の高さから、恋愛に発展する機会をみずから狭き門にしているおかげで、彼女のいない期間も長く独身者が多い傾向。たとえお付き合いが始まっても「美人は3日で飽きるがブスは三日で慣れる」ではありませんが、そもそも中身を見ようとしませんので長続きしません。
そして一番の特徴は、「生まれて今まで本当に人を好きになったことがない」と心底思っているのがこのタイプの男性です。
相手がこのタイプであると少しでも感じたら
このタイプの男性は、脳で 「ナシ」と判断された女性を恋愛対象としてみることはまずない でしょう。あなたの大切な時間がムダです。
とはいえ本当に彼のことが好きでしょうがないなら、デートの際に結婚の話を出して反応を見ましょう。このタイプの男性は「結婚」を最終の女性の選択と考えています。話を逸らすようであれば、心理的にあなたよりも見た目のよい次の女性が現れることを待っているためのキープである可能性があります。 あなたとのお付き合いは保身であるかも しれません。
つまりこの先、その彼氏とズルズル続けることはあなたの大切な時間を失うことになりかねませんし、結婚をしたからといえ浮気する可能性が高い傾向にあるタイプです。
Case2.育てられた環境から固まった高い理想
プライドというものは育ってきた環境で大きく相違します。
環境において一番影響を与えられるのが両親から。極端に言いますと、たとえば「お父さんがパイロット」「お父さんが医師」「母親が女優」などは、周りから両親が羨望のまなざしを浴びているということや、裕福さを自然に幼少期から自覚し、親の地位を自身の手柄のように間違った 高いプライドが備わる傾向 があります。
Case2の特徴
裕福に育てられた人間の多くがあまやかされて育てられるため、敷かれたレールを自分の意思なく歩むことも多く、自身の決断力が身につかない優柔不断と同時にわがままな性格も形成される傾向があります。
思考的にファザコン・マザコンも多く、求める女性への理想はいかに自分の両親に受け入れてもらえるだけのステイタスがあるかどうかが優先される傾向にあり、女性の育ちからくる振る舞いや家庭環境を意識する特徴があります。
理想の高さの思考ポイントとして、容姿端麗な外見よりも両親に受け入れてもらえるかどうかの 資質(ひんの良さ、愛想の良さ、女性らしさ、料理ができる、家事ができる)などを重視 する傾向にあります。
相手がこのタイプであると感じたら
もしかするとお付き合いをしてきた中であなたの資質に疑問をもっているのかも知れません。じっくりと話し合ってみられるべきです。基本的にこのような環境の息子であると、恋愛はお遊びであり、こと結婚相手となると両家の釣り合いも見なければなりません。
「親が何と言おうが俺は君に決めたんだ!」 と言ってくれるようなタイプであれば問題ありませんが、そうでなければ最終的には優柔不断から自身だけでは決断はできないタイプが多いことも頭にいれておいてください。両家が見合っていなくて、彼自身も優柔不断であれば、やけどを負わないうちに去りましょう。つまり将来的なことを考えるのであればいち早くお相手の両親に合わせてもらい判断材料にする方法をおすすめします。ある程度のお付き合い期間があるにもかかわらず、会わそうとしなければあなたとの 将来的なことを描いていないという可能性も高い のではないでしょうか。
Case3.努力で勝ち取ってきたプライドという名の高い理想
幼少期はどうであれ、学業を努力して勝ち取った学歴や社会に出て与えられた仕事を努力して得た昇進昇格などは、体験とともに自信が積み重なり大きなプライドが形成されます。
これらのタイプは2つにわけられます。
Case3の特徴
自身の努力でなにごとも勝ち取ってきたステイタスをひけらかすタイプこのタイプの男性は、過去の自分の自信に酔いしれ、ステイタスが理想の高さをぐっと引き上げます。求める相手は相手の女性を好きかどうかよりも自分の築き上げたステイタスとの天秤にかけ、釣り合うと判断すればOK釣り合わねば目もくれないでしょう。タイプA
相手がこのタイプであると感じたら
つまり人に羨ましがられるような彼女・もしくは奥さんでないと納得ができず妥協もありません。
ですので美貌が第一、性格はこの人を常にたててあげれば問題ないのです。そう考えると本当にあなたのことを愛してくれるのか?という疑問点が残されます。
もしあなたが彼のことを本気で好きであるがうまくいかないのであれば、理由の多くは彼の創り上げたステイタスからくるプライドを傷つけるケースや、もしくは出しゃばり過ぎなのかもしれません。
このようなかたは「俺の1歩あとをついてこい!」といった亭主関白を理想とするかたが多く、 1歩引いて彼をたててだけいればうまくいきがち な一番の方法です。コツを掴み、ひとつ大人になって子供を手のひらで転がすように接する習慣を身につけることにより円満なカップルでいれる可能性が高いと思います。
それが嫌であれば去りましょう。このようなタイプの男性のプライドは半永久に高いままですから。
求める相手への理想は、自身のプライドを立ててくれながら癒しを提供し続けてくれる女性であり、理想の高さはさほどではありません。タイプB
なにはともあれ彼は将来も有望な大変素敵な男性であり、実際女性にモテるでしょう。心配であることは察しますが、このタイプの男性は多忙です。ちょくちょく会えないことを愚痴るのは控え、逆に 彼を信じ込みサポートしてあげることが得策 な方法でしょう。
Case4.恋愛経験の少なさから生じた理想の高い発想
恋愛を常にしてる人は女性と向き合ってる時間が長いので、女性という生き物がアニメキャラやドラマに出てくるような完璧な女性などいないことを理解しており、そこまでは高い理想を持っていません。
Case4の特徴
しかし恋愛経験が少ない男性は、一人の時間が長ければ長いほど女性に対し妄想が勝手に広がります。たとえばイケメンであっても高校・大学という一番の思春期に男子校で過ごしたというかたは、その反動でデビューの遅い爆発にて遊び人になるか、恋愛に対し奥手のまま殻に閉じこもり妄想の世界へハマるかのどちらかです。
アイドルなどにハマってしまったり、とくに二次元の世界にはまっているほど理想が高すぎる傾向にあります。このタイプの方々が年齢を増してしまうと、女性とデートどころかもう取り返しがつかず生涯独身の選択肢しかなくなる傾向が強い一番やっかいなタイプではないでしょうか。
相手がこのタイプであると感じたら
またアニメやアイドルに走ってしまったタイプは完全に手に負えません。好きなアニメキャラクターや好きなアイドルが絶対であり、それ以外の女性に対しては比較し欠点を見つけることしかできなくっていきます。
ハマり度合いにもよるかもしれませんが、現実に戻してあげようとしても聞く耳などもたず、気が付いた頃にはキモがられる年齢になっており、デートする相手などいなく生涯独身の傾向が強くなります。聞く耳はあっても他人の言葉は脳に入ってきませんので放っておくしかないでしょう。
Case5.恋人がいない期間の長さに比例して理想がより高くなる
恋愛はほどほどしてきたが恋人が長い間いない人は、たまたま縁の機会がなかった、または自分では気付いていなくとも面倒を嫌い機会を自ら遠ざけている等、さまざまでしょう。
Case5の特徴
恋人が長くいない間に理想がどんどん膨らんでいき理想が高くなるとよりいっそう縁が遠のきます。
思考の傾向としては「こんなに長い間恋人がいなかったのだから、どうせなら次は絶対によい女性を捕まえるぞ!」と意気込む傾向にあるのです。
そもそもなぜ長い間恋人ができていないのかを考えてみることが先決なのですが。
相手がこのタイプであると感じたら
次の女性を意識する思考は、この2点と相手を天秤にかけ上回ればスイッチが入ることになるのですが、年齢を増すごとに焦りも加わり理想へのこだわりは減少していくでしょう。
特別に厄介なタイプではありませんので、「慣れ」を解くためにたくさんアプローチをかけることがおすすめであり、更にたまに引いてみることが大事です。そうすることで、「慣れ」から「寂しさ」に比重が置き換わっていくと思われます。
理想が高い男のよくあるプライド思考
生まれながらにして恵まれたイケメンであり、昔から女性にチヤホヤされてきたというのも一つとして上記で記しました。更に仕事がデキる男として富を築いてきた。何をおこなっても上位を占めたなどなど。
そのような男性は理想が高くなる傾向になりやすいのが事実であり、中には「俺は王様」思考のかたも見られます。
付ける薬もないプライド王
たとえば自分が好きになった女性が出来たとしても、他人の評価で深くのめりこむか否かを判断。ようは他人からの評価が自身のプライドを満たすという、女性という生き物を自身のステイタスに置き換えてしまうというクセがあるのです。女性からしてみるとたまったものではありません。
飽きたり、他人の評価が少しでも低いとポイ捨てでしょう。こういった男性にハマったらとんでもありませんので、女性は経済力と容姿が優れた男性には魅力を感じるのは致し方ないと思いますが、そのような男性は より慎重に相手を見極められてください 。
しかしこのような「俺は王様」思考の持ち主には、いつまでも深い恋愛感情になかなか入れぬまま婚期を逃し、気付いたら「若かった頃はモテたのに・・・」という加齢臭の漂うイタいおっちゃんになっているというパターンはあるあるです。
人が羨むようなとびっきりの美人であり、家政婦のようにすべて自分の身の回りの世話をしてくれ、自由奔放に振る舞う自分に対し、いっさい口出しせず自分に絶対服従してくれる!これが多くの男の究極の理想でしょう。
まぁ、このような理想の女性を求めるかたはお相手が100%見つからないので、AIの目覚ましい発達による未来のロボットでも待ち続けていればよいのではないでしょうか。